投資のすすめ

非正規・フリーランスにおすすめ!人生を変える積立投資![つみたてNISA・iDeCo]編

突然だけど、将来や老後に備えて資産運用とかやってる?

ねずみちゃん

ん?どうせ長生きなんかするつもりないし、やってないよ それに運用するようなまとまったお金なんてないしね・・・

するつもりなんか無くても、65歳まで生きる確率は90%もあるんだよ。殆どの人に訪れるから備えておかないと、みすぼらしい老後になっちゃうよ・・・

ねずみちゃん

むっ!!急に不安になってきたよ。。。早くどうすればいいか教えて!!

それじゃあ、ねずみちゃんみたいな派遣社員でも、毎月少しずつのお金で資産形成できる、つみたてNISAiDeCoについて説明していくね!

投資・資産運用と聞くと、高収入の正社員や富裕層がやるものであって、派遣や契約社員、フリーランスが手を出すものではないと思ってませんか?
僕も以前はそう考えていましたが、非正規で低所得でも、、いやだからこそオススメしたい積立投資。
投資を通じて世界の情勢に詳しくなり、金融リテラシーも高まったり、必ずあなたの人生をより良いものに変えてくれるはずです。

積立投資?

最強の資産運用術

数ある投資の中でも、積立投資が最強の資産運用術と呼ばれているのは
複利の効果」を最大限活用できるからなんです。
当初の元本のみで運用した場合の収益が「単利」によるもの
元本に運用益を新たな元本として組み込み運用していくものが「複利」
その効果の違いは

100万円を、年5%で運用した場合

1年5年10年20年
単利\1,050,000\1,250,000\1,500,000\2,000,000
複利\1,030,000\1,276,282\1,628,895\2,653,298

当初の元本100万円に対してすら、60万以上の差がつく「複利の効果」
ここに、元本を増やしていく「積立」を行う事により
「長期積立」×「複利」による最強の運用効果が狙えるんです

あのアインシュタインをして、「人類最大の発明」と言わしめたのが複利の効果なんだよ。

つみたてNISAとiDeCoの共通点と違い

各制度の項目で、再度詳しく説明しますが
まずは共通点と違いを簡単にご紹介していきます。

共通点

  • 少ない資金から始める事ができる
    つみたてNISA:取扱い金融機関にもよるが最低100円
    iDeCo:毎月5000円から
  • 運用益が非課税(通常の投資だと約20%の税金がかかります)
    つみたてNISA:20年の非課税期間
    iDeCo:運用益の非課税+掛金全額が所得控除+受取時に税制優遇有
  • 低リスクでほったらかし運用
    基本的に投資信託(専門家に投資運用を委託)がメイン
    つみたてNISA:対象商品は金融庁による条件をクリアしたものだけ
    iDeCo:長期資産運用に適した商品を選定

少額からコツコツと積立て、将来に向けて資産を作る投資スタイルと税金面での優遇措置があるってとこが大きな共通点だね

違う部分

  • 制度の目的が違う
    つみたてNISA:ライフプランにあわせた資産形成
    iDeCo:老後に備えた私的年金の積立
  • お金の引き出し方が違う
    つみたてNISA:いつでも可能
    iDeCo:原則60歳になるまで解約・一部引き出しは不可
  • 手数料が違う
    つみたてNISA:基本的に0円
    iDeCo:加入時2,829円・掛金納付の都度105円
    (金融機関よって、運営管理手数料が発生するが0円のところが多い)

なんだかiDeCoって手数料も取られるし、お金も自由に引き出せないし良いとこ無いじゃん

半ば強制的に貯蓄してくれるって考えたら、ねずみちゃんみたいにすぐ貯金を切り崩しちゃうタイプには丁度いいんじゃない??手数料も、節税効果の高さを考えるとそこまで高いものじゃないと思うよ!それじゃあそれぞれ詳しく見ていこうか!

つみたてNISA

つみたてNISAの特徴

2018年から国の後押しでスタートした、「つみたてNISA」
少額からの、長期の積立・分散投資を支援する非課税制度となっており
販売手数料0円で信託報酬も低く設定されている為、初めて投資をされる方をはじめ幅広い年代の方にオススメの仕組みとなっているようです。

積立NISA特徴

非課税・口座開設可能期間について

2020年の税制改正により、口座開設可能期間がそれまでの2037年から2042年へと、5年間延長されました。

非課税期間が20年、最大投資額800万円(年間40万×20年)の運用で得た利益がそのまま受け取れるつみたてNISAですが、
上の表にもある、口座開設可能期間というのがわかりにくいポイントで

口座開設可能期間=非課税での投資が可能な期間

となる為
非課税期間の恩恵をまるまる受けとれるのは、2023年利用開始分までとなります。仮に2030年に口座開設した場合は、2042年までの13年間、最大520万円までの運用益が非課税となります。
※今後の改正で、更なる期間の延長があるかも??※

20年積立した場合の運用成績

年40万円の制限があるので、毎月の積立金額は約3万3千円になるんですが
切り良く月3万円ずつ、利回りは年3%で20年運用した場合の最終積立金額は・・・

9,849,060円

積立元本が、720万円なので
運用益は約+260万円
通常の株式投資だと、税で40万程もっていかれますが
もちろん非課税なのでまるまる手元に・・・!

つみたてNISAをはじめてみよう!

つみたてNISAを始めるためには、当たり前だけど金融機関に専用の口座を開設する必要があるよ。

重要な金融機関選び

つみたてNISAの専用口座を開設できる金融機関は
大きく分けて、証券会社と銀行の2つありますが
インターネットだけで取引可能なネット証券がやはり人気となっています

口座を開設できる金融機関は1つのみ
最長20年に渡って付き合いがあるわけですから慎重に行いたい・・・!
そこで選び方の重要なポイントが2つ

  • 取扱い商品数
    投資先の商品が多ければ、それだけ投資の幅が広がります
    ただ、多すぎて迷うようであれば、あえて商品数が少ない金融機関を利用する事も検討しましょう。

マネックス証券:取扱い商品数 151本
野村証券:取扱い商品数 7本

  • 信託報酬
    つみたてNISAの信託報酬は、もともと少なめに設定されていますが
    金融機関・取扱い商品によって信託報酬率に幅があるので注意しておきましょう。

信託報酬率が1%違うだけでも、最終的に数十万円の差が出てくるからね

投資対象商品は2つのタイプがある

つみたてNISAで運用できる商品は、金融庁の厳しい条件をクリアしたものだけとなっていますが、その中でも大きく2つのタイプ

  • インデックス型
  • アクティブ型

に分けることができます。
それぞれの特色としては

インデックス型

日経平均やTOPIX等の、ある特定の指数と同じ様な値動きになるように設定された商品です。
信託報酬率も低めで、低コスト低リスクがメリットですが
その分目標リターン(利回り)が低めとなっています。

アクティブ型

特定指数の動きを上回り、更に利益が出るように設定された商品。インデックス型よりも値動きの幅が大きくなる場合が多く、大きく利益が出ることもあれば、大きく損をすることもあります。

アクティブ型でも、通常の株式投資やFXに比べれば大きく損をしにくい構造になってるよ。

iDeCo

iDeCoの特徴

iDeCoの正式名称は、「個人型確定拠出年金」
つまり、個人でお金を積み立てて運用する、私的な年金制度となっています。
積立NISAと違い、原則60歳までお金を引出す事が出来ない為、直ぐに貯金を下ろしてしまう方でも確実に資産形成できるというメリットがあります。

iDeCOでは、60歳以降の受取時に
退職金の様に受取る「一時金(一括)」と
通常の年金に上乗せする形で受取る「年金(分割)」の2種類の受取方法が選べます。
一般的に、退職金が少ない方は一時金受取
退職金が多い方は、年金受取がお得となっています。

加入区分と拠出(掛金)限度額

  • 国内居住の、20歳以上60歳未満の人
    ※2020年5月より65歳未満まで拡大される予定
  • 非正規雇用・自営業者等のフリーランスでも加入可能
  • 掛金は、毎月最低5000円から

自営業者等で、国民年金が未納・免除・猶予されている方はiDeCoに加入できません。未納分を納めれば加入可能となります。

ぶたちゃん

あれ?専業主婦(夫)や、企業年金に加入してる人はどうなの???

もちろん加入できるんだけど、この記事では派遣等の非正規や、フリーランス向けに書いてるから今回は省いてるよ

節税効果

この制度を利用する最大のメリットは、その節税効果の高さ
しかも、積立時・運用時・受取時
三段階にわたって税制上の優遇措置を受けられる事ができます。
実際の運用ケースで見ていくと

派遣会社員Aさん
  • 年収300万円
  • 30歳から加入し、60歳から受取開始
  • 月15000円積立
  • 利回りは1.5%

積立時
年間27100円の節税効果
30~60歳のトータル30年間で811,800円が優遇されます。

運用時
30年間の運用結果=6,803,291円
積立元本=5,400,000円
運用益=1,403,291円
課税対象となる、運用益が非課税となる為
281,981円の節税効果となります。

受取時
30年間掛金を拠出している為、一時金受取の場合1500万まで非課税
よって上記の運用結果である6,803,291円をそのまま受取れます。

フリーランスBさん
  • 課税所得250万円
  • 35歳から加入し、60歳から受取開始
  • 月40000円積立
  • 利回りは1.5%

積立時
年間97000円の節税効果
35~60歳のトータル25年間で2,418,000円が優遇されます。

運用時
25年間の運用結果=14,529,192円
積立元本=12,000,000円
運用益=2,529,192円
課税対象となる、運用益が非課税となる為
509,366円の節税効果となります。

受取時
25年間掛金を拠出している為、一時金受取の場合1150万まで非課税
よって、上記の運用結果である14,529,192円から非課税枠を差し引いた3,029,192円が退職所得となり、この金額に所得・住民税がかかります。
最終的に受取れる金額は、14,302,092円となります。

退職所得控除額の計算式
拠出年数20年以下:40万×拠出年数
拠出年数20年超:800万+70万×(拠出年数-20年)

iDeCoの対象商品

ねずみちゃん

…長くない?

お、お金の事だからね、ついつい長くなってしまうけど、頑張って読んでほしいな。
後半分だからね!

ねずみちゃん

(まじかよ…)

iDeCoで運用できる商品は2種類
「元本確保型」と「元本変動型」

元本確保型

原則、元本が保証されるタイプの商品です。元本割れのリスクが無いため絶対に損をしたくない!という方にはおすすめです。
投資対象は、定期預金や保険で金利はけっして高いものではなく、通常の銀行にある定期預金に預けた場合とそこまで変わりませんが、節税効果がある為銀行に預けるよりはお得になります。

元本変動型

株式や債券などの資産に投資する、所謂「投資信託」になります。運用成績によっては利益が大きくなる半面、元本割れのリスクがあることも理解しておきましょう。
商品の中には、国内外の株式+債権などを組み合わせ、リスクを分散するバランス型のものも用意されていますので検討してみてください。

ぶたちゃん

インデックス型とアクティブ型みたいな関係だね

iDeCoをはじめてみよう!

iDeCoもはじめるには、金融機関に専用の口座開設が必要となります。
NISAと同じように、1人1口座となっているほか
運営管理手数料が発生する場合もある為、金融機関選びはより慎重に行う必要があります。

運営管理手数料について、今となっては0円が当たり前みたいな風潮だけど、一応チェックしてみてね。

申込について

各金融機関のHPなどから申請すると、申込書が郵送されるのですが
会社員は勤務先に提出して、必要箇所に記入・押印してもらう必要があります。(派遣社員は派遣元に問い合わせ)
掛金の引落し方法は、自身の銀行口座からと、給与から天引きしてもらう事も可能ですので、一度勤務先に確認をとってみてください。

月3万からの積立NISAとiDeCo併用スタイル

ねずみちゃん

う~~ん、結局どっちに投資したらいいんだろう。老後も心配だけど、途中でお金が必要になった時引出せないのは不安だし

じゃあ、思い切って(?)どっちもやっちゃうってのはどうかな、同時運用も可能になってるよんだよ。

老後のお金を確保する為にiDeCo
それまでの、各出費が発生した時の為につみたてNISA

そんなよくばりプランも可能となっています。
もちろん併用する事で節税効果も絶大!
例えば、月3万円投資金を確保できるのであれば

つみたてNISAに2万円
iDeCoに1万円
利回り3%の商品に投資することで
積立NISA=655万円(運用益175万)
iDeCo=580万円(運用益220万)

の利益を狙う事ができます。
もちろん余裕ができたら、老後の為にiDeCoの掛金をもう少し…なんて事も可能なので、ご自身のライフプランに合わせて増減していきましょう。

さいごに

どちらの制度も、運用期間が長くなるほど利益も期待でき、
相場の変動にも強くなる為、なるべく早くはじめるのがお得です。

たとえ少額からでも、「自分は投資をしている」という行動が、将来への不安を少しでも軽減してくれます。

この機会に、皆さんが普段利用している金融機関のHPなどを一度覗いてみてはいかがでしょうか。